何かと閉塞感が漂う学校だが、実は近年、新たな風も吹き始めている。茨城県立の中高一貫の進学校その校長はインド出身の通称よぎさんは公募制度で校長に就任。公立学校では初の海外出身者、25年前に来日。これまで大手IT企業や銀行の副本部長を務めるなど華々しい経歴を持つ元ビジネスマン。学校のIT化は、生徒の成績向上、先生の労働環境の改善になくてはならないものだという。名古屋市立八幡中学校ではこれまで時間がかかっていたテストの採点もIT化により驚くほど早くなったという。保護者との連絡にもITを活用。専用アプリで欠席の連絡や学校便りを配布、紙に印刷する時間なども削減できた。そして時間割の変更など生徒への連絡事項も全員が持つタブレットを通じて連絡している。