愛知県美浜町、伊勢湾に立つ野間崎灯台。その麓はウェディングフォトの名所として知られる。恋人達の聖地と呼べる場所で数え切れないほどの愛を祝福してきた。訪れた人は「自分たちの未来を照らしてくれる」などと語る。野間崎灯台に初めて光が灯ったのは1921年の3月1日、名古屋港と外洋を行き来する船の目印となった。そんな野間崎灯台の現代版灯台守が仙敷裕也さん・美佳さん夫妻。本来の灯台守は近くに住み明かりを灯すなどの役割を果たしたが、仙敷さん夫妻は野間崎灯台の発信を担う地域おこし隊である。2人を訪ねた2024年10月13日は野間崎灯台の一般公開日、2人とともに仕事をする美浜まちラボの林さんは10年ほど前から野間崎灯台を活かしたまちおこしを行っている。10時、灯台には多くの人が訪れる。林さんは灯台に関して解説しながら登っていく。滅多に入れない内部には建設当時の面影が残る。目の前には海と青空が広がる。この日は136人が灯台を登り、かつて灯台守をしていた方の甥だという人もいた。林さんは仙敷さんたちにとって先生のような存在だという。仙敷さん夫妻は名古屋市から美浜町に移住し、美佳さんはキッチンカーも運営している。キッチンカーには現在ではリピーターもついているという。野間崎灯台を身近に感じてもらう、美佳さんの夢は始まったばかりだという。
もう一人の灯台守である仙敷裕也さんはプロのフォトグラファー。野間崎灯台でのウェディングフォトの先駆けと言える存在で、4年前に駆け出しの頃に野間崎灯台に出会ったという。灯台に恩返しがしたいと美佳さんと一緒に灯台守に応募した。この日は結婚3周年の記念だという御夫婦の撮影。裕也さんはフォトスポットで事細かくポージングなどを伝え、灯台の上で撮影のクライマックスを迎える。登ることでもう一度来たいというきっかけになればと裕也さんは語る。灯台の麓には訪れた夫婦がかけた南京錠が。町では毎年神社で祈祷し、南京錠のお焚き上げも行っている。
この冬、仙敷さんたちは新たな試みを行う。野間大坊でコロナ禍で中断していた楽市を復活させるという。5年ぶりに復活した楽市に多くの人が訪れた。お客さんだけでなく、お店を運営する方々も心待ちにしていた。メインイベントとして野間崎灯台に関するクイズを行う。仙敷さんたちは出演者との交渉など、企画のプロデュースを自分たちで行った。初のイベントに街の人達は継続した開催を希望するなど、評判は上々。イベントを終えると2人はこの街のためにどんなことができるか、希望を膨らませた。2人の活動は地域全体に活気を広めつつあるという。
もう一人の灯台守である仙敷裕也さんはプロのフォトグラファー。野間崎灯台でのウェディングフォトの先駆けと言える存在で、4年前に駆け出しの頃に野間崎灯台に出会ったという。灯台に恩返しがしたいと美佳さんと一緒に灯台守に応募した。この日は結婚3周年の記念だという御夫婦の撮影。裕也さんはフォトスポットで事細かくポージングなどを伝え、灯台の上で撮影のクライマックスを迎える。登ることでもう一度来たいというきっかけになればと裕也さんは語る。灯台の麓には訪れた夫婦がかけた南京錠が。町では毎年神社で祈祷し、南京錠のお焚き上げも行っている。
この冬、仙敷さんたちは新たな試みを行う。野間大坊でコロナ禍で中断していた楽市を復活させるという。5年ぶりに復活した楽市に多くの人が訪れた。お客さんだけでなく、お店を運営する方々も心待ちにしていた。メインイベントとして野間崎灯台に関するクイズを行う。仙敷さんたちは出演者との交渉など、企画のプロデュースを自分たちで行った。初のイベントに街の人達は継続した開催を希望するなど、評判は上々。イベントを終えると2人はこの街のためにどんなことができるか、希望を膨らませた。2人の活動は地域全体に活気を広めつつあるという。