サイバー攻撃の対策を施した国産初小型空撮ドローン「SOTEN」は、サーマルカメラも搭載されていて闇の中でも被災者を発見できるという。サーマルカメラはある程度煙もある程度通すので、煙の奥に人がいないかどうかを見ることもできるという。ドローンに搭載して防災に役立てることができる機器にはレーザーもあり、距離や高さ、土砂の量などを測ることができる。災害の種類によってドローンに乗せるものが変えられることが強みだという。平常時はドローンの飛行に許可が必要な場所があり、人口集中地区の上空や空港などの周辺、150m以上の上空などがある。災害時には、自治体の要請があれば飛ばせるようになるという。一方、場合によっては現場上空は緊急用無空域と指定されると、ドローンの飛行が禁止になる。ドローンを防災に役立てる機能で「伝える」があり、情報の伝達や避難の呼びかけをするドローン「災害対応アナウンサードローン」というものがある。4年前から品川区で導入されている。AIが29の言語に自動で翻訳してくれる。