業務用のキャベツの価格が1玉600円、一般用のキャベツも1玉300円。通常の1.5倍ほど。通常150円ほどで売るブロッコリーが350円に。仕入れ値と同じ価格で販売しているため、利益がない状態。キャベツの卸売価格は1年前と比べて約3.7倍と過去3年で最高値。ブロッコリーも約2.4倍と過去5年間で最高値。高騰の理由は暖冬により生育が早まり、本来春に収穫する分を早く出荷、その後寒波などにより生育が遅れたことでこの時期の収穫量が減っているという。影響は飲食店にも。武道家早稲田店ではスープの上にのせるキャベツトッピングが人気だが、キャベツ価格の高騰を理由に販売を今週から中止したという。値下がり次第、メニューの再開を検討しているという。小売価格に詳しい生活情報ジャーナリスト・柏木理佳さんは「天候次第ではあるものの野菜の高騰は来月くらいには落ち着いてくるのでは」とコメント。現在は価格が安定しているきのこ類やレタスなどが買い時だという。