4年前の6月28日、千葉県八街市でトラックが下校中の小学生の列に突っ込み、児童2人が死亡し3人が大けがをした事故で、酒を飲んだうえに居眠り運転をしていた運転手が危険運転致死傷の罪に問われ、懲役14年の判決が確定した。あすで事故から4年になるのを前にけさ、県内各地の小学校で通学路の見守り活動が行われ、四街道市の吉岡小学校では、警察官と教員らが子どもたちに信号を守ることなどを呼びかけた。八街市の事故をきっかけに、全国で通学路の安全対策が見直され、対策が取られてきた一方、飲酒運転による死亡事故は去年1年間に全国で140件と後を絶たず、根絶に向けた取り組みが必要な状況が続いている。