100年前の日本の人口や平均寿命は今の半分ほど。乳児死亡率は今の80倍ほど高かった。人口が1億人を突破したのは昭和42年。太平洋戦争は昭和20年に終戦し犠牲者は約310万人。その後昭和22~24年の3年間で800万人以上増加。これが第一次ベビーブームと言われ後に団塊の世代と呼ばれるようになった。軍事力強化と労働力確保を目的とした産児奨励政策が行われたが、昭和49年には人口増加が社会問題と指摘された。昭和50年代から子どもが減り始め2008年には人口も減少。高齢者の増加で今も問題になっているのが「8050問題」。80代の親の年金などで50代の引きこもりの子どもが生活すること。