国会記者会館から中継。きのうの岸田総理の岸田派解散発言には、岸田派会計責任者の立件で追い込まれた面と、政治刷新本部で派閥解消を打ち出すために先立って自身の派閥を解消するタイミングを狙っていた面があると思われる。岸田派の解散で党内には解散しなくてはならないというプレッシャーが広がっている。麻生派の動きが注目されていて、「派閥は若手育成に重要な役割をもつ」と主張している麻生氏は絶対怒る、と幹部は話しているという。岸田政権は麻生派・茂木派に支えられて運営していて、亀裂が生じれば政権基盤の根幹が崩れるおそれがある。麻生派幹部は「岸田下ろしが起きるかもしれない」と話しているが、岸田首相側は「これで岸田下ろしになるなら自民党自体が終わる」と話している。
住所: 東京都千代田区永田町1-6-2