昨日の債券市場では国債を売る動きが強まり、10年もの国債利回りが一時1.61%まで上昇した。これは2008年10月以来の高水準とのこと。先週発表のGDPで国内経済が比較的しっかりしているとみられたことや、投資家の間で日銀の利上げ環境が整いつつあるとの見方が広がったことが背景にあるとみられる。一方で市場関係者は今後の政局次第で拡張的な財政政策が進むのではないかという観測も国債の売りにつながっていると指摘する。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.