今日のテーマは「アメリカ インフレ率は再び上昇!?」。大橋さんはFRBが重視するアメリカのインフレ市場のPCEデフレーターを紹介した。インフレ指標は下落傾向があるとのこと。また、足元ではじわり上昇の項目もあるという。サービス価格が上昇している背景について、「アメリカ経済はマーケットが想像している以上に強いということかなと思います。サービス価格は賃金の関連性が非常に強いと言われているんですが、足元の賃金上昇率を雇用統計で確認すると平均時給の前月比が急上昇している。前年比もボトムアウトしているという当たりが気になる。」などと話した。負債があまり増えていないことも大事なことだという。アメリカのインフレ率が再び上昇する可能性について「そこまでは急激な上昇に至らないかなと。アメリカのインフレ率は最終的にコロナ禍の前・そのちょっと上くらいの水準まで低下するかなと思ってはいるんですが、足元のトレンドを見てやはり長期金利が当面上がりやすい状態だと思います。」などと解説した。