中国国家統計局の会見では報道官が「主要な経済指標は明らかに回復している」として政府のGDP成長率の年間目標は5%前後になるが「達成に対する自信がさらに高まったと」発言した。中国では9月以降、さまざまな支援策が発表されているがおとといには野村中国が通年のGDP成長率予測を4.7%から4.8%のプラスに引き上げたほか、他の金融機関やIMFも相次いで予測を引き上げている。今日、発表された小売売上高も改善はしているが、実際には、デフレの進行と買い替え支援政策によるもの。専門家や企業関係者からは政策が終わった年明け以降の消費の減衰を懸念する声がもう上がっている。