国土交通省の検討会で置き配について国が定める宅配ルールに追加となった。置き配を巡ってはこれまでは大手配送業者が独自ルールを作って国交省に個別に認可を受けて展開していたが、今回国のルールに追加されたことでより多くの会社が置き配を設定可能になり、配送価格の安定化などに期待が持たれている。置き配は利用者が要望した場合のみ実施され、利用者の同意無しに置き配を行うことはできない。また配送に関して商品自体を小さくして運びやすくする議論もされている。一方置き配を巡っては盗難や個人情報漏洩のリスクが指摘されていて、荷物に保険をかけたり、伝票を二次元コード化するなどの対策が検討されている。この他中国では各町に配達用のロッカーが多数設けられていて、受け取る際に専用パスワードを入力して受け取ることなどを紹介した。
