佐賀県を訪問していた秋篠宮家の次女・佳子さまは、特別支援学校で子供たちと手話で交流された。佐賀県滞在の2日目の午後、佳子さまは佐賀県立ろう学校を訪れ、聴覚に障害がある児童や生徒たちによる太鼓の演奏を鑑賞された。佳子さまは小学生に歩み寄り、「皆さんの太鼓の演奏、格好良かったです。演奏を全身で感じました。」「たくさん練習したんですね。」などと手話で懇談された。引き続き、高校生から教わりながら古い布を横糸にして折り上げる「裂織(さきおり)」に挑戦された佳子さまは「体験できてうれしかったです。」と手話で懇談された。これに先立ち、佳子さまは市内で国民スポーツ大会の閉会式に出席し、熱戦を繰り広げた選手を拍手で称えられた。佳子さまは男女総合優勝と女子総合優勝の東京都に天皇杯と皇后杯を授与し、佐賀訪問を終えられた。