衆参両院の国会議員の去年1年間の所得が公表され、議員1人あたりの平均は2530万円で、2018年以来の増加となった。NHKの集計によると、去年1年間の議員1人当たりの所得の平均は衆議院議員が2642万円、参議院議員が2319万円で、全体では2530万円と前の年より374万円多くなった。前の年より増えたのは2018年以来で、新型コロナの感染拡大を受けて2020年から行われてきた歳費の削減がなくなったことも影響していると見られる。最も所得が多かったのは自民党・中西健治衆議院議員で7億4679万円、次いで自民党の鳩山二郎衆議院議員、自民党の新谷正義衆議院議員などとなっている。党首の所得:自民党総裁・岸田首相3875万円、立憲民主党・泉代表2034万円、日本維新の会・馬場代表2074万円、公明党・山口代表2129万円、共産党・田村委員長2051万円、国民民主党・玉木代表2169万円、れいわ新選組・山本代表2246万円、教育無償化を実現する会・前原代表2386万円、社民党・福島党首2029万円、参政党・神谷代表2648万円。政党別・所属議員の平均所得を紹介。