きのう会見を開いた国民生活センター。オンライン診療で糖尿病治療薬がダイエット目的で処方され、トラブルが増加しているとして注意喚起を呼びかけた。今話題になっているメディカルダイエット。国民生活センターによるとトラブルの相談が一昨年4月~今年10月末までに234件あり、約9割が糖尿病の治療薬を処方関連とのこと。糖尿病治療薬を「ダイエット治療薬」とし副作用の説明なく処方されるケースや、基礎疾患や服用中の薬を聞かれることなく処方されるケースがあったという。糖尿病治療薬は、全額自己負担の自由診療であればダイエット目的でも医師が処方できるとのこと。しかしこの薬は、2型糖尿病として処方されているものの、ダイエット目的としては承認されていない。