「1日が24時間なのは月が地球にブレーキをかけているから」について、国立天文台の小久保英一郎教授が解説。地球の自転が1周で24時間。そもそも地球が回転するようになったのは、46億年前、地球に火星ほどの天体が衝突し、斜めにぶつかった勢いで回転するようになったから。この衝突により散らばった天体は粉々になったが、その後、互いの重力でくっつき合い、再び天体が完成。この時に月ができたと考えられている。その46億年前の地球の自転の速度は1周が4時間。月が46億年かけて引力によって地球にブレーキをかけ、地球の自転が1周で24時間に変化した。