ユースオリンピックが開かれている韓国・カンウォンでは近年、降雪量が減少している。スキー競技の会場では人工雪で整備したといい、スキークロスの鈴木琉生、清田華は「サラサラすぎてエッジがかまず、滑りにくい」などと話す。北京五輪の際には選手が転倒するケースが相次いだ。IOCによると、冬季五輪・パラを2040年も開催できる場所は10か所に限られるという。渡部暁斗は環境問題に関する活動をサポートしてくれるスポンサー集めを始め、高梨沙羅は雪不足の現状を伝える啓発活動などに取り組んでいる。皆川賢太郎は植樹活動に参加し、モーグル選手の堀島行真、上村愛子らと美瑛町に約500本の松の苗木を植えた。