ウクライナの鉄道はロシアの攻撃で大きな被害が出ているうえ東部マリウポリの製鉄所が破壊されたため国内でレールの調達が困難になっている。このためJICA(国際協力機構)が日本で製造されたレールを供与することになり、28日首都キーウにある国営の鉄道会社でJICAの関係者などが出席して引き渡しの式典が行われた。鉄道会社のトップ・リャシチェンコは非常に重要な支援だとコメント。供与されるレールについて日本からはポーランドまで船で輸送した後鉄道で運び込まれることになっていて、一部がすでに到着している。作業で使用されるフォークリフトなども供与されているという。JICAウクライナ事務所・松永秀樹所長は継続して支援していきたいとコメント。