これまで円安の流れが続いていたことを背景に貿易ではなく海外への投資で稼ぐという構想が定着してきた。財務省が昨日発表した2024年上半期の国際収支統計の速報値によると投資の収益を示す第1次所得収支の黒字は19兆1969億円と過去最大を更新した。項目別で見ると海外子会社からの配当などで得られる直接投資収益の黒字額が1年前から4.5%増加、株式や債券の投資で得た証券投資収益はおよそ2割伸びた。
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