パリ五輪・柔道男子66キロ級の金メダリスト・阿部一二三が出演し大会の裏話を披露した。個人戦では66キロ級で出場しているが、団体戦では73キロ級で出場。上限は73キロまであるが、増量すると体が動かなくなるため控えている。今大会では体脂肪率を3%まで落として挑んだことや、試合の5日前に現地入りしたことなどを明かした。団体戦決勝では73キロの選手と8分を超える死闘を演じ惜しくも一本負け。変則の肩車は海外選手の中では流行りの技だという。国際柔道連盟の規定により同じ部位の負傷は3回目の出血時に棄権負けになる場合がある。準々決勝の2度目の流血を振り返り「細かい綿を5個くらい詰めた。鼻をぐるぐる巻にする選択肢もあった」。柔道とJUDOの違いについては「僕らも適応しないといけない。海外の審判は見る目線が違うし流れも違う」などと話した。今後の目標については「3連覇は成し遂げる。終わった瞬間から思っていた」とロス五輪への意気込みを語った。今一番何食べたいものにラーメンを挙げた。
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