今月ニューヨークで開かれた核兵器禁止条約の締約国会議を巡って、日本政府は、核兵器国が参加していない会議で、核軍縮の取り組みの実効性を確保するのは難しいなどとして、オブザーバー参加を見送る一方、与党の公明党は議員を派遣した。公明党の斉藤代表はきょう、会議に参加した平木大作参議院議員らとともに総理大臣官邸を訪れ、石破総理大臣に報告した。そして、オブザーバー参加した国の中には、オーストラリアのように、会議で発言しないなど、幅広い参加のしかたがあると指摘し、今後の締約国会議に日本政府がオブザーバー参加するよう求めた。これに対し、石破総理大臣は、真摯に受け止めたい。核なき世界に向けた方策について、自民、公明両党でしっかり協議したいと応じたという。
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