英仏独の3か国はイランに対し米国との核協議を再開するよう求め、今月末までに外交的解決の意思を示さなかった場合、国連の制裁を再開させる措置「スナップバック」を発動させると警告して協議を続けてきた。そして28日、3か国は「協議が不調に終わった」として「イランが2015年の『核合意』に違反したと国連安保理に通知して制裁を再開させる手続きを始めた」と明らかにした。制裁が再開された場合、イランはウラン濃縮活動の停止を求められる他、金融や武器の取り引きなどが制限されることになる。これに対しイラン外務省は声明で「違法な通知を断固拒否し最も強い言葉で非難する」と反発。3か国に対応の見直しを求めたことを明らかにした。こうした中でロシアと中国は安保理に対し、イランへの制裁再開の回避に向けた半年間の交渉期間を設ける決議案の草案を提出した。今後安保理で30日以内に制裁回避の決議が採択されなければ、国連の制裁がイランに再び科されることになる。
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