サーロー節子さんは先月オーストリア・ウィーンを12年ぶりに訪問した。オーストリアは核軍縮を手動する国の1つで、サーローさんにとって特別な思い入れのある国。核軍縮は思うように進んでいない。2014年にウィーンで核軍縮を訴え、2017年に国連で核兵器の開発・保有・使用などを禁じる核兵器禁止条約が採択され、初めての締約国会議はウィーンで開かれた。ことし5月のNPTの再検討会議では、イランの核開発問題を巡り米とイランが対立し、3回連続で最終文書を採択できない事態となった。サーローさんは市民や学生を前に81年前の広島での体験を語り、翌日には国連事務所で軍縮に関わる人材育成の研修に参加した各国若手外交官に核廃絶を巡る厳しい現状を問いかけた。フィッシャー元大統領とも面会した。
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