「伯州美人」は柔らかく甘みが強いのが特徴で、ほかの白ねぎと比べて栽培が難しく、昨シーズンはJA鳥取西部で出荷された白ねぎのうち、約0.1%しか出荷されていない県西部で栽培されているオリジナルブランド。先月、新たに登録されたGI=「地理的表示保護制度」は、生産者などでつくる団体の申請に基づいて、国が農林水産物や食品のうち産地名を含んだ特産品を地域ブランドとして登録する制度。今シーズンは米子市を中心に11戸の農家が60アールの畑で栽培していて、米子市の松尾敏正さんの畑では、松尾さんが11月の収穫に向けてねぎの白い部分が長く育つよう根元の土を高く盛り上げる「土寄せ」と呼ばれる作業に追われていた。松尾さんは「これを機会に多くの人に知ってもらい伯州美人を食べてもらいたい」等とコメント。