- 出演者
- 八尋隆蔵 田代杏子 瀧川剛史 村上真吾 川崎寛司 小山径 秋鹿真人 坂下恵理 島田莉生 宮崎浩輔 義村聡志 和田弥月 西川龍朗
きょうは西日本と東日本で晴れているところが多いが、日差しによって気温が上がっている。12:50現在の全国のきょうの最高気温「高い順」では福岡・太宰府36℃。現時点で猛暑日となっているのは9地点。関東~九州で猛暑日のところも。名古屋市の映像が流れた。土・日も関東~九州は猛烈な暑さに。
44人が死亡、785人がけがをした胆振東部地震から6年。最大震度7の揺れを観測し、特に被害が大きかった厚真町の吉野地区では、斜面から崩れ落ちた土砂に住宅が巻き込まれ、町内で最も多い19人が犠牲になった。献花台には地震が発生した午前3時頃から地元の人などが次々に訪れていた。地震から6年、主要な復旧工事が既に終わるなど、被災地は復旧から復興へ歩みを進めている。一方で現在も心のケアが必要な人もいるほか、被害を受けた森林の再生には長い年月がかかる見通し。献花台では地震から時間が経過するにつれ、その記憶が風化してしまうのではないかといった声も聞かれ、この日を忘れてほしくないと多くの人が話していた。追悼の祈りは今も続いている。
「ひやおろし」は冬場に醸造した日本酒をひと夏熟成させて秋口に出荷するもので、まろやかで丸みのある味わいが特徴。石川県内で一斉に販売が始まり、金沢市の百貨店には専用の売り場が設けられ、21酒造会社のひやおろしが並んだ。石川県酒造組合連合会によるとひやおろしを出荷した21酒造会社のうち3社は能登半島地震で蔵が倒壊するなど大きな被害を受けたため、ほかの会社の蔵を借りて酒造りをした。
金沢市は県内最大のアールスメロンの産地で、夏のお中元シーズンとスイカの出荷が終わった9~10月にかけての秋のシーズンに出荷。金沢市下安原町にあるJA金沢市の集出荷場で秋の出荷作業が始まった。ことしは猛暑で水やりの回数に苦労したが、例年並みの品質に仕上がったとのこと。来月上旬までに約55tが県内や関西方面に出荷される予定。きょう出荷されたメロンは早ければあすの午後に県内のスーパーマーケットなどの店頭に並ぶ見通し。
朝ドラ「虎に翼」で主人公が取り組んだマージャンが子どもに広がっている。東京都品川区のカルチャースクールで月2回開かれている子ども向けマージャン教室。小学校低学年から中学生の子どもたちでいつも満席。この1年で新規会員が2倍に増えた。麻雀に興味を持つきっかけが6年前に創設されたMリーグだという。脳神経外科学を研究する東島威史さんによると、ルールを知らない6~15歳の子ども20人が1年間マージャンをするとIQ、知能指数にどのような影響あるか調べたところ、平均値で8ポイント近くアップしたという。
先月29日、非常に強い勢力のまま鹿児島県に接近、上陸した台風10号の影響で県内では家屋の倒壊や農作物が収穫できなくなるなどの被害が各地で出ている。県内の自治体の中には被害の復旧の費用にあてるためふるさと納税を活用して寄付を受け付けている。枕崎市への寄付を呼びかけるウェブサイトでは被害の様子を伝える写真のほか、これまでの寄付金の総額などを掲載。指宿市や屋久島町などでも受け付けを行っている。寄付はそれぞれのふるさと納税のサイトから申し込みでき、災害支援が目的のため返礼品はないという。
「DHEAT」は医師や保健師、薬剤師などで構成し、大規模な災害が起きたときに1週間から数か月程度、現地の保健所に入って地元職員の業務をバックアップする支援チーム。きょう、九州・沖縄ブロックの合同訓練が長崎県庁の大会議室で開かれ、各県の「DHEAT」のメンバーなど120人余りが参加した。訓練は、長崎県内で最大で震度7の揺れを観測する地震が起き、多くのけが人や避難が必要な人が出たという想定で行われた。はじめに、参加者は対策本部が置かれたテーブルの前に集まり、県の担当者から被害の全体状況について説明を受けた。このあと、それぞれの参加者が担当する保健所の班に移動し、人工呼吸器が必要な人の数を把握して、どの避難所に医師を派遣すべきかなどについて検討していた。長崎県によると、複数の都道府県がブロック単位で行う「DHEAT」の合同訓練は、全国でも初めてだという。
東日本大震災を引き起こした巨大地震の震源域の海底で掘削調査を行う、JAMSTEC=海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」がきょう、清水港を出港し宮城県の沖合に向けて調査に向かった。これまで「ちきゅう」を使った東日本大震災の震源域での掘削調査は、震災の翌年に行われていて、ずれ動いた断層の場所などが分かっている。今回は2回目の調査で日本など10か国の研究者による研究チームで行い、前回の調査と比較することで、震源域の地質やひずみなどの変化を明らかにしたいとしている。「ちきゅう」はこのあと、仙台空港の沖合、約260キロの震源域の海上に到着し、ことし12月にかけて水深7000メートルの海底で地下約950メートルまで掘削し、断層付近のサンプルを採取するという。
中国の伝統芸能「変面」。中学2年生・中西凰華(神戸市在住)が本格的に「変面」の練習を始めてから約3年が経つ。神戸・元町の南京町で行われていた中国の旧正月を祝う・春節祭で「変面」のショーを見たことがきっかけだった。「変面」のワザは問題不出とされている。中西凰華は日本国内で活動する数少ない変面師にみずから手紙を送り続けた。当時、九州を中心に活動していた変面師・未来さんが話を聞いてくれることになった。未来さんは凰華に弟子入りのための2つの条件(3年間かけて体を鍛える。振り付けを瞬時に覚える能力を身につける)を課した。体を鍛えるため少林寺拳法を習い、中国語の勉強にも力を入れた。3年後、弟子入りが認められた。ことし6月、中学生と高校生が中国の伝統芸能の技術などを競う全国大会が開かれ、凰華は「変面」を披露した。スピーチなどを合わせた審査の結果は優勝。来月、本場・中国で開かれる世界大会に日本代表として出場することになった。
取材した西川龍朗は変面の仕掛けを知ろうと取材した動画をスロー再生で見返したが分からなかったなどと話した。
日本海のベニズワイガニは9月1日に今シーズンの漁が解禁され、水揚げ量が日本一の境港市の境港では、6日の初競りに合わせて漁を終えた3隻の船が入港し、ベニズワイガニが入ったケースが次々に港に降ろされた。去年新たに開設されたベニズワイガニ専用の競り場「かにかご上屋」に運びこまれた。初日のきょうは、去年より約18トン多い28トンあまりが水揚げされ、30キロ入りの1ケースあたりの平均価格は1万2247円と、例年並みだったという。
「伯州美人」は柔らかく甘みが強いのが特徴で、ほかの白ねぎと比べて栽培が難しく、昨シーズンはJA鳥取西部で出荷された白ねぎのうち、約0.1%しか出荷されていない県西部で栽培されているオリジナルブランド。先月、新たに登録されたGI=「地理的表示保護制度」は、生産者などでつくる団体の申請に基づいて、国が農林水産物や食品のうち産地名を含んだ特産品を地域ブランドとして登録する制度。今シーズンは米子市を中心に11戸の農家が60アールの畑で栽培していて、米子市の松尾敏正さんの畑では、松尾さんが11月の収穫に向けてねぎの白い部分が長く育つよう根元の土を高く盛り上げる「土寄せ」と呼ばれる作業に追われていた。松尾さんは「これを機会に多くの人に知ってもらい伯州美人を食べてもらいたい」等とコメント。
子どもたちが一級河川の水質を判定する調査が松山市で行われた。この調査は川の環境を考えるきっかけにしてもらおうと、国土交通省が毎年この時期に重信川で行っているもので、きょうは地元の岡田小学校の5年生約90人が参加した。子どもたちは愛媛大学で環境を学ぶ学生などから生き物の捕り方を教わったあと川の浅瀬の安全な場所に入り、網やふるいを使って魚やカニ、昆虫などを捕まえた。捕まえた生き物の数や種類をもとに判定を行って重信川の水質を4段階のうち上から2番目の「ややきれいな水」と判定していた。四国地方整備局 松山河川国道事務所の課長は「自分たちが身近な自然環境と地元を守るということでそういうココロを持っていってほしい」等とコメント。
静岡局からフジアザミを紹介。富士山須走口5合目で見られ、鋭いトゲと紫色の大きな花が特徴。富士山に秋の訪れを告げる。根を深く伸ばすことから土砂の流出を防ぐ役割も。
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