先月の豪雨では能登半島地震の被害を受けた能登地方の各地で川の氾濫や土砂災害などが相次いで発生。政府は「復旧にかかる費用の見込み額が基準を上回った」として閣議で激甚災害に指定することを決めた。自治体が行う災害復旧事業について、道路や河川などの公共土木施設や公立の学校、農地などへの国の補助率が引き上げられる。私立学校や公立の公民館などの災害復旧事業も国の補助対象になる。輪島市の被害は局地激甚災害に指定。会見で坂井防災担当大臣は「被災した自治体や被災者におかれては財政面や資金面に不安なく災害復旧に取り組んでいただきたい」など述べた。