大阪で開かれていたのは培養肉の実用化に向けて動く産学連携組織「培養肉未来創造コンソーシアム」の第1回報告会。大阪大学と島津製作所、伊藤ハム米久HD、凸版印刷、シグマクシスなどの民間企業で作られた組織で、技術を結集して培養肉の開発を進めている。大阪大学の松崎教授が見せてくれたのは、本物の牛肉と遜色ない見た目の「培養肉」。大阪関西万博で公開され話題となった。本物の肉同様、焼くこともできる。ただ、現状では開発コストに100万近くかかるなど課題も多い。牛から筋肉や脂肪に育つ幹細胞を取り出し培養液で増殖。3Dプリンターでひも状に成型したものを肉の形に成型している。実用化には多額の費用がかかる培養液を安くすることや、作業の自動化などコストを削減するための取り組みが必要となり、2030年頃の実用化を目指している。
