昨日参議院の政治倫理審査会が行われ、出席した世耕前参院幹事長はキックバック再開の経緯について「分からない」などと答弁した。一方西田昌司議員は世耕議員の答弁について「聞いていたが全く納得できない」とした上で、「派閥の幹部は調べて報告する義務があるのは当然で、それがないのが一番残念だ」と厳しく批判した。また橋本聖子元五輪相は、キックバックの仕組みを知った時期について、「10年以上前だと思う」と述べた。自身の責任については「一度は議員を辞めるべきと決心したこともあったが、議席を頂いた以上しっかり責任や役割を果たしていくべきという思いになった」と釈明した。