大阪・関西万博が開幕。並ばない万博を掲げているが、初日の昨日は大混雑で至る所で行列となった。午前9時、万博が開幕されるとミャクミャクのコスプレ姿の人や外国人観光客の姿もあった。大阪では55年ぶりとなる万博。今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。シンボルの大屋根リングの内外にパビリオンが立ち並び、158の国と地域が参加している。フランス館ではルイ・ヴィトンのトランクが敷き詰められた空間となっており、職人技に焦点をあてた展示が特徴。アメリカ館も人気で宇宙探査などをテーマにしており、月の石が目玉となっている。万博グルメも注目の1つ。ランチ時に次々と注文が入っていたのは神戸牛を使った究極のえきそば。万博限定で値段も話題になったが、せっかくなのでと多くの人が注文していた。しかし、飲食店の外では行列が。史上最大規模の店舗を出店した回転すしチェーンにも長い行列ができていた。70の国と地域の代表料理が楽しめるが、正午時点で約292分待ちとなっていた。京都から来た7人組はブラジル館に向かうところだったが、到着するとブラジル館はクローズ。開幕直前にトラブルが発生し休館になったという。他にも昨日はインド、チリなどの5か国のパビリオンが閉館。内装工事などが間に合わなかったという。