ドクターイエローの正式名称は新幹線電気軌道総合試験車。番組では以前同乗取材をしていた。線路や架線などの状態をチェックするのが仕事。線路の歪みはミリ単位でチェック。上下に10ミリの歪みが見つかれば即補修となる。そして階段を登るとカメラが。架線とパンタグラフの接触状況を目で見て確認することが出来る。元祖ドクターイエローは夜の点検作業でも目立つように黄色が選ばれ、代々続いてきた新幹線のお医者さん。JR東海の車両は来年1月、JR西日本の車両は2027年を目処に引退する予定。理由は老朽化。来年引退するドクターイエローは2001年から運用開始。とにかく目立つ黄色が子供たちにも大人気。体験乗車会が開かれると倍率は190倍にもなった。今のドクターイエローが引退すると東海道山陽新幹線には検測専用の列車はなくなる。2027年以降は客が乗るN700Sに最新の機材を搭載しその役目を担う予定。