「大奥」では180坪のスタジオに江戸城セットを立て、徳川6代分の衣装は大河ドラマを超える。収録初日、スタッフが蓮佛美沙子、瀧内公美、高嶋政伸らにメイク、かつら、特殊メイクを施した。撮影はモニターチェック、直し、本番で進み、本番前に役者のメイクやカツラなどを直したり、ほうれい線を加えたりする。初日の16時30分から収録開始までの19:40まで、美術部スタッフはエキストラ24人にメイク、かつら、衣装を着せた。並行して出番を終えたキャストにも対応しなければならなかった。収録3分前に完了し、山場シーンの収録が行われた。