先日行われた「いま知っておきたい便秘と腸活の新常識」(東京都中央区)というセミナーで驚きの発表が。便秘による経済的な損失は1人当たり年間122万円に相当するという。日本人3万人のデータを基にした、兵庫医科大学などの調査によると、慢性便秘症の患者は1週間に占める欠勤率が、便秘ではない人の2.3倍。出勤しても注意散漫など生産性に影響した割合は、便秘ではない人の1.7倍に達することが判明。さらに猛暑で発汗などにより体内の水分が不足することで便が固くなり、便秘になりやすいという。食物繊維研究の第一人者・大妻女子大学・青江誠一郎教授「便通を改善するためには、食物繊維が大事と言われていた。今までは量を取ることが大事だったが、最近は質も大事。キーワードは発酵性食物繊維」。発酵性食物繊維を多く含む食品:小麦ブラン、そば、もち麦、中華麺、押し麦めしなど。中でも小麦ブランは含有量が多く、市販製品も多いため手軽に摂取することができる。
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URL: http://www.gakuin.otsuma.ac.jp/
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