東京電力福島第一原発の事故に伴う除染作業で出た土「除染土」が、再生利用に向けて首相官邸に運び込まれた。前庭で60センチほどの高さの除染土に20センチほどの通常の土をかぶせ、使用する計画。環境省によると、今朝中間貯蔵施設から運び出された除染土は約2立方メートル、放射線量は1キログラムあたり6400ベクレルで、基準の8000ベクレルを下回っているという。除染土の正式な再生利用は今回が初で、工事はあさってまでに完了する見通し。
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