投資をしている家庭では史上最高値の更新をどう受け止めたのか。東京・大田区の小西さん一家は夫婦共働きでこれまで投資信託で1000万円ほどの利益が出たとのことだが、最高値を更新したからと言って一喜一憂せず運用を続けるとのこと。一方で膨大な利益を得たという人も。投資歴20年のテスタさんは去年12月に日経平均に連動した金融商品に投資し今回の高値更新で得た利益は「10億近くは日経平均の取引の方法があるので、それくらいの利益は上げられたと思う」とのこと。史上最高値の更新で得したのは投資家だけなのか?昨日、初心者向けの投資セミナーに訪れるとこれまで株式投資の経験は全くなかったが興味がわきチャレンジしようという人もいれば、証券会社にすでに口座は持っているがどこに投資すればいいのかわからないので学びに来た人も。セミナー参加者は去年の2倍ほどに増えているそうだ。投資を学んでいるのは大人だけではなく、幼児から小学生までの子どもとその親を対象にした投資教育講座の問い合わせは前年比5倍に増えているそうだ。日経平均株価のバブル超え、恩恵は投資をする人以外にはないのか。ニトリホールディングスでは総合職の給与を平均月2万2000円以上引き上げることを決定、新卒の初任給を月25万5000円から27万円にすることにした。またパート・アルバイトの社員についても6%の賃上げが予定されている。経団連や連合が賃上げ交渉をする春闘がスタート。先週22日にはイオン系6社もパート従業員の時給を平均7%引き上げることで妥結。賃上げの追い風にもなりそうな株価の史上最高値更新、ほかにも生活への影響はあるのか。