諸沢莉乃さんが社長を務めるのは「カレーハウスCoCo壱番屋」のフランチャイジーとして25店舗経営する「スカイスクレイパー」。年商約22億円で、社員・アルバイトなどを合わせ400人超の所帯を切り盛りしている。諸沢さんは介護職に就いていた母が重い荷物を持った老人を助ける姿に感動し、自身も同じように助けたという。母はそれを我が事のように喜んでくれたといい、諸沢さんは「母のやっていたことを真似しただけで褒められてみんなハッピーになるなって思った」などと話した。また学校の成績が悪くても母親は全身全霊で全てを肯定してくれたという。そして高校入学後にココイチのアルバイトを始めると、仕事が出来る先輩の全てを丸パクリし始めた。この全てを吸収する素直さで接客技術が上がり、高校卒業後もフリーターとしてココイチでアルバイトを続けた。やがて“悩める”アルバイトたちを指導する立場となり、その指導で多くのアルバイトたちを生まれ変わらせていったという。
諸沢さんの能力を目の当たりにした当時の社長・西牧さんは「彼女ならきっと自分より従業員を幸せにしてくれる」と直感し、まだアルバイトだった諸沢さんに社長就任を打診。諸沢さんは最初は驚いたというが、「これからの自分の人生にわくわくしたのを覚えています」と話した。西牧さんは「このタイミングで彼女がバトンを受け継いでくれたのは本当にラッキー」などと話した。
諸沢さんの能力を目の当たりにした当時の社長・西牧さんは「彼女ならきっと自分より従業員を幸せにしてくれる」と直感し、まだアルバイトだった諸沢さんに社長就任を打診。諸沢さんは最初は驚いたというが、「これからの自分の人生にわくわくしたのを覚えています」と話した。西牧さんは「このタイミングで彼女がバトンを受け継いでくれたのは本当にラッキー」などと話した。