地方の一時保育と宿泊をセットにした保育園留学。埼玉からきた塩飽大晟くんと渚ちゃん。3人で過ごす宿に到着。ワクワクが止まらない。登園初日、最初は緊張があったがすぐに園庭を駆け回る。その頃、お母さんはリモートでお仕事。実は塩飽さんは東京にある本社で社員の働きがい向上の為に取り組む部署に勤めている。今回の保育園留学の経験を自分の会社の働き方の構築の参考にするつもりでいる。松場さんたちの活動は次の人々へ広がりを見せ始めている。気がつけばこの街がホームタウンに、寄り道も常連さんのよう。大森さくら保育園で保育園留学を受け入れるようになってちょうど1年が経った。保育園留学の成果はまだ未知数だが、確かに感じ始めている手応えもある。保育園留学を体験した子どもたちのただいまの声、それが松場さんたちの力になる。保育園留学は本当に未来を変えるのか。世界遺産の街はまた新たな宝を生もうとしている。