新薬の登場で医療財政が厳しくなる中、国は先月から高額療養費について、自己負担額を引き上げる議論を始めた。北海道大学病院泌尿器科のグループは、実態調査への参加をきっかけに、診察前の朝の勉強会で、医療費の課題について議論を始めた。今回の調査では、新薬の登場で治療の効果が上がった一方で、肺がんや大腸がんの新薬では効果がほとんど変わらないものの中で、より高額な治療薬が選択されているケースも指摘されている。実態調査の代表は、日本の医療制度を今後も維持していくためにも、議論が必要だとしている。
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