岩手・大船渡市の山林火災は、平成以降最大の山林火災となった。死者1名、被災した建物は226棟。あれから5か月、町のあちこちには生々しい焼け跡があり、市の面積の1割が燃えた。火災の産業への被害額は27億円。うち21億円以上が水産業だった。アワビ養殖の被害額は5億円に上る。アワビ養殖業の父を励ます翔太さんは、一からアワビを育てて復興を目指している。ワカメ漁師の大澤学さんは、ワカメ加工施設が焼けたと語る。この地区で家が全焼したのは大澤さんのお宅だけだった。市が用意した公営住宅で暮らしている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.