元キネマ旬報編集長の掛尾良夫氏は「2020年に韓国映画『パラサイト』が作品賞を受賞し、アジア作品が評価される中、『ゴジラ-1.0』が受賞したのは大きい。高いレベルの日本作品をさらに売り出していく機会になる。メジャーリーグの大谷翔平選手の活躍で日本に対する親近感・関心が高まってきている中での援護射撃となる」などと話している。また、掛尾氏は、もっと日本映画を海外に売るためには、映画を売る人の人材育成や、映画の権利関係をもっとシンプルすることが課題としている。萩谷さんは「低予算・少人数でハイクオリティなものを作るというのは日本ならではだと思うのですが、制作側の制作環境を変えないといけないと思います」などと話した。