ディビジョンシリーズ。ドジャースとパドレスの第1戦(ドジャースタジアム)。ファン同様に大谷翔平もこの夢舞台を待ちわびていた。ワールドチャンピオンを目指し、スタートを切ったメジャーリーガー・大谷。伝説の始まりは2018年ベースボールの本場に衝撃が走った。初先発、初勝利の鮮烈なデビュー。バッターでは22本のホームランを放ちア・リーグ新人王を獲得。しかし、その後は順風満帆ではなかった。右肘・さらに左膝を手術。3年目には自己最低の打率1割台。2021年に二刀流に対して懐疑的な論調が強まる中、自らの結果ではねのけた。投げては9勝、打ってはホームラン46本の活躍でイチローさん以来2人目のア・リーグMVPを獲得。2022年にはベーブ・ルース以来104年ぶり二桁勝利二桁ホームラン。そして去年2年連続の二桁勝利とアジア人初のホームラン王を獲得、そして2度目のア・リーグMVPに輝いた。佐久間キャスターは去年大谷を取材。そこで明かした勝利へのマインド。メジャーリーグでの礎を気づいたエンゼルス時代、しかしその一方で届かなかった夢「ワールドチャンピオン」。優勝をかけたヒリヒリする9月へ思いが溢れた試合が。