藤井聡太七冠の絵本が話題になっているがいわゆる現代の偉人といえば今を時めく、ドジャース・大谷翔平選手の半生を描いた「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」も注目されている。今年3月に発売され、出版社の担当者によると幅広い層が購入。一般的に数万部売れればベストセラーといわれる時代に販売開始から1年たたずに異例の13万部を突破。伝記的な絵本は今までは歴史上の偉人などがモチーフとなってきたが、藤井七冠や大谷など今まさに現役で活躍している人の絵本を出していることについて、出版担当者は「夢を持つことの大切さを1人でも多くの子どもたちに伝えたいという子どもたちへのメッセージ」と話していた。子どもの本などを専門に扱っている東京・武蔵野市・クレヨンハウス東京店・鏡鉄平さんは「物価高などを受け、出版社はいかに手に取ってもらうか工夫し題材を厳選。テレビなどに出ていて様々な人が興味を持ついわゆる現代の偉人と呼ばれる人の絵本が出版されることも最近ならではなのかなと思う」と話した。増田ユリヤはこれまでの偉人伝などは評価が定まるまで待つことが暗黙の了解だったが、現代では今活躍している人のノンフィクションの方が、今を生きる子どもたちに良いとコメント。佐々木アナは野口英世の伝記の思い出を語った。久保田アナは卑弥呼、大下容子はベートーベンについてコメント。