きょうは聴覚障害者が災害の時に使うことを想定して地元の高校生が開発した「SOSカード」について伝える。4人の高校生が2年をかけてつくった。きっかけは社会の課題について考える授業で、「耳が不自由な人がハンデを感じない社会」を実現すること。最初に考えたのは、周囲に気持ちを伝えるツール。聴覚障害を支援する手話通訳士からは「日常生活の中でこのカードを持つとは思えない」という厳しい意見があった。生徒たちは災害時など緊急性の高い時に使うカードへ方向転換をした。専門学校の協力も得て、デザインもブラッシュアップした。生徒たちは当事者にもヒアリングを実施した。試行錯誤を重ねて完成したSOSカードを紹介。いざという時に備えて日頃から持ち歩いてもらおうと日常の困りごとにも対応。大阪市内でお披露目会を開いた。耳が不自由な人からは「私たちが誰かを助けることができるカードが含まれていることがすごくうれしい」などと話した。
