ロシア・プーチン大統領が24年ぶりに北朝鮮を訪問。午前9時過ぎ、朝鮮中央テレビではこのニュースが映像付きで流された。未明の到着の映像を編集してこのタイミングに間に合わせてきたという。労働新聞でも大々的に報じている。韓国の韓国の主要紙も全紙この話題を一面に持ってきている。「東亜日報」では「北朝鮮とロシア”準同盟”に格上げ 危険な密着」などと見出しを打っている。韓国政府としても朝露の軍事協力体制がどれほど強化されるのかに注目している。特に96年に中断された有事の自動介入が復活するかが最大の関心となっている。韓国大統領府の高官も、ロシアに対し「一線を越えるな」と警告したと明らかにされている。韓国政府は対露外交をみると、先月のプーチン大統領就任式ではロシア大使を出席させるなどバランスを取っている。訪朝の真裏では中国との外交安保対話がソウルで開催されている。北朝鮮には強硬的な姿勢を取る一方で、ロシアや中国にはバランス外交を取っている。