低気圧が関東の南岸を通過するあすの朝にかけて雪が強まる見通し。山沿いを中心に大雪となる予想で東京23区などの南部の平地でも積もるところがある見込み。大雪による立往生などのおそれがあるとしてすでに一部の道路では予防的に通行止めが行われている。高速道路では東名高速道路の東京インターチェンジから沼津インターチェンジまでの上下線などのほか圏央道や首都高速道路など。国道も1号線や246号線は神奈川県西部を中心にすでに通行止めとなっている。多摩地域を走る青梅線の青梅駅と奥多摩駅の上下線がきょう午後4時から運転を取りやめるなどしている。今後の天気について、あす朝にかけて雪が積もるおそれがある。関東の北部の平地、あと南部だと西側の地域を中心に雪の量が多くなるという予想で関東南部の平地でも8センチ、23区でも多ければ3センチくらい降るという予想。東京都心は5時現在2.4度、府中で1度、八王子は0.6度、奥多摩町は氷点下という状況で同じ東京の中でも西と東で違う。1度を下回ると雪が積もりやすいという話があった。八王子などもこのあと雪が量が多くなると一気に積もってくるという可能性がある。複数の鉄道会社に尋ねたところ、積雪などをもとに雪が降った際の運転の基準などを定めているという。例えば東京と神奈川を結ぶ東急電鉄はホームページで公開している。積雪が6センチ以上になると最高速度を60キロ以下に制限するということを決めている。また雪がかなり強くなって見通しが200メートル以下になると運転の継続が困難だとして路線ごとに運転を中止するということを決めている。雪の降っている地域や降り方によって状況が変わって運転の本数を減らすといったダイヤの変更も予定されている。一方、今夜遅くからあすの朝にかけて時間をさらに進めていくとだんだん雨に変わる所が多くなってくる。未明ぐらいまでは雪、そしてあすの朝にはほとんどの地域、雨になると思われる。朝は雨が降っていても積もる可能性があるところは特に気をつけていただきたい。平地でも車道に積もる地域が出てくる可能性があるのであす朝の交通機関の乱れは特に気をつけていただきたい。
住所: 東京都西多摩郡奥多摩町氷川210