女川町の指ケ浜漁港で行われた作業ではトリガイの稚貝約50個を大きなカゴに移した。稚貝を生産したのは地域おこし協力隊の長谷川翔亮さん。大学で環境学を学んだ長谷川さんは1年で出荷が可能となるトリガイに着目し、天然の親貝を基に稚貝を育ててきた。指ケ浜地区では海水温の上昇で養殖ホタテやホヤが打撃を受けている。漁師たちは新たな特産物にしようとトリガイの養殖に大きな期待を寄せている。トリガイは高級な寿司ネタとして需要が高く、県内では七ヶ浜町でも養殖されている。
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