去年の現金給与総額は1か月平均は34万8182円。おととしと比べて2.9%上昇。33年ぶりの高い水準の伸び率となった。消費者物価指数が3.2%と上昇していることから去年1年間の実質賃金指数は0.2%減り3年連続でマイナス。現金給与は、フルタイムで45万3445円で3.2%増加、パートタイムは1時間当たり1344円で4.3%増加し、いずれも過去最高を更新していた。中室は、ボーナスの時期は増加しているが、それ以外の時期では賃金上昇が物価高に追いついていない、今後は、中小企業の賃金動向に注目などと話した。