厚生労働省が発表した毎月勤労統計の速報値によると基本給や残業代、賞与などを合わせた今年10月の1人あたりの給与は平均30万141円で前年同月比2.6%増え、46か月連続のプラス。一方、物価の変動を反映させた実質賃金は前年同月比0.7%減少し10か月連続マイナスとなった。厚労省は「物価高の現状は変わっていないものの、9月より現金給与総額の伸び率が上がり実質賃金のマイナス幅が縮小した」としている。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.