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「室内」 のテレビ露出情報

三岸節子の桜は自らの人生に喝采をおくるような出来栄え。愛した男と19歳で結婚した節子は途方にもない才能に惚れて身も心も捧げたという。夫の三岸好太郎は天才画家と呼ばれ好太郎の絵を愛し、その女性関係に苦しんで何度も死のうとしていたという。好太郎が病で31歳で亡くなった際には画家として生きていけると三人もの子を抱えて死にものぐるいで描いた。世の中は戦争に向かっていたが、時代の暗さも生活の困窮も寄せ付けず転生のカラリストの強靭な輝きのある絵を描いた。また年下画家との決闘のような恋愛も経験し傷つき分かれ絵が変化した。50代の終わりには大磯の丘に暮らし始めた。子どもたちが成長し絵に専念しようと考えた。アトリエの前には一本の山桜があり、アトリエで絵を描く日々を過ごした。69歳になった節子はフランスに移住した。年を追うごとに鮮やかさを持つ絵。84歳で大磯に戻りアトリエを前には桜があった。100号のキャンバス描いた
作品はさいたさいたさくらがさいた。93歳出歩けない体で命を削りながら描いたという。

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