トヨタ自動車が好決算。おもな要因は、値上げ、生産台数の増加だ。採算性の良いHV車が売れて利益があがった。ただ、きょうの決算資料には足場固めという文字が強調されていた。また、宮崎洋一副社長から記者団に対して「自分たちの巡航速度を見つめ直したい」という発言もあった。戦略の見直しで、不正の再発防止を念頭に置く、という意味かもしれない。アナリストは「2024年3月期がピークに近い状況」との予想。
好決算をうけて、トヨタ自動車の株式時価総額が2024年2月に50兆円台にアップ。テスラの背中が見えてきた。背景にあるのは、EV化の紆余曲折。ハイブリッド車に軸足を置いた同社が残存者利得をもらったカタチ。好決算は来季も続くのか。担当記者は厳しい見方。「アメリカ大統領選挙でトランプ候補が力を増している」「日本車に対する風当たりが強まってくる」「長い目で見ればEV化は進んでいく」などがその理由。
好決算をうけて、トヨタ自動車の株式時価総額が2024年2月に50兆円台にアップ。テスラの背中が見えてきた。背景にあるのは、EV化の紆余曲折。ハイブリッド車に軸足を置いた同社が残存者利得をもらったカタチ。好決算は来季も続くのか。担当記者は厳しい見方。「アメリカ大統領選挙でトランプ候補が力を増している」「日本車に対する風当たりが強まってくる」「長い目で見ればEV化は進んでいく」などがその理由。