「スタジオジブリ」がカンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを受賞した。通常は個人に贈られるが40年にわたりアニメーション映画に新しい風を吹き込んだとしてジブリが初めて団体での受賞となった。代表して受け取った宮崎駿監督の息子・宮崎五朗監督(57歳)は「今日この賞を受け取ったのはこれから先40年もスタジオジブリは頑張れよというメッセージかなと思う」などと喜びを語った。授賞式では宮崎駿監督が三鷹の森ジブリ美術館のために脚本監督した短編映画4本が記念上映され、海外では貴重な上映となった。宮崎吾朗監督は2020年頃から配信に注力したことで過去作品も世界中から視聴可能になり国際的な評価につながったと分析している。