群馬の道の駅に眠る未知グルメ。続いてはまるでアワビの食感のする極上きのこ。向かったのは都心から車で2時間半の場所にある群馬県川場村。周りに観光地の少ないこの町に2年連続で満足度日本一に輝いた道の駅がある。到着したのは「道の駅 川場田園プラザ」。人気の秘密はまるでテーマパークとも言われる東京ドーム1.5個分の広さ。園内には広々としたアスレチックエリアに、ろくろ体験やブルーベリー狩りができる施設もある。一番の魅力は地元食材を使ったグルメ。国際的な品評会で10回以上金賞を受賞するブランド米のおにぎりや、近くの農園で作られた新鮮なりんごをつかったアップルパイなど地元食材を存分に味わうことが出来る。そんな川場田園プラザの直売所にも県民以外はまず知らない未知グルメがあった。群馬県はきのこがとても多く採れることで有名で、中でも「雪割茸」は中山イチ押しの未知グルメだという。雪割茸はエノキタケのようだが、エノキの2倍の長さがあり、約30年前に富士山の麓で菌が発見された品種で、それを7年の試行錯誤の末、長く大きく育てることに成功。シャキシャキした歯触りと強い旨味がくせになるという。電子レンジで2~3分温めてポン酢をかけるだけで美味しいという。さらにもう一つ、中山イチ押しの、月に一度だけしか仕入れられない幻のきのこがあった。